絶頂騎士伝 ―オルガナイト レイラ―

かつて淫獣と呼ばれる強大な力を持った魔物に
滅ぼされかけた王都デュランダ——

その危機を救った英雄がいた。

彼女の名前はローズ・ハーヴィスト——
淫獣を倒すことができる"絶頂(オルガ)"という力を使って
デュランダを救った伝説の"絶頂騎士(オルガナイト)"であり
女王(クイーン)の称号を授かった者である。

残虐であり残忍であり狡猾、無慈悲な性格であるローズは
富、名誉、金——　ありとあらゆる物を手に入れ
権力の名を欲しいまま、人も出来事も自分の思い通りになる世界に
大きな不満を持っていた。

—誰もかなわない強大すぎる力を持った自分と渡り合えるモノ—
—自分に大きな興奮と満足感を与えてくれるモノ——
ローズはそういうモノを望んだ。

そして望みを叶えるべく1人の娘を産んだ。
絶大な力を持った伝説の絶頂騎士(オルガナイト)の血を引く娘
彼女はレイラ・ハーヴィストと名付けられた。

レイラは体が大きくなり物心つく頃には、その才能の片鱗を見せ始めた。
羞恥心、苦痛、屈辱、ありとあらゆる感情を快感に変えてしまう才能
内に眠る強大な絶頂(オルガ)の力。

自分を超える可能性がある娘、レイラをローズは調教し続ける。
絶頂することを拒絶するレイラを無理矢理調教し続ける。

調教され続けるうちにレイラはどんどん絶頂(オルガ)の力を
身につけていくレイラ。

彼女の成長に望みを託し、ローズは今なお残っている淫獣退治に
レイラを向かわせるのだった。